真弥 - maya --今日 午後4時37分
突然!真弥のダーツ講座!!
突然被服第2講座
内容は洋裁では切っても切れない憎きあん畜生「ダーツ」です。
参考に洋服の製図集を読んだ際、
恐らく一番最初に疑問に思う部分だと思います。
(思っていたのに前回単語使っちゃいました。ごめんね!!)
ダーツとは、簡単に説明すると平面を立体にする方法の一つです。
平面の布を体の凹凸に合わせて山を作ったり、谷を作ったりする技法です。
ダーツのメリットは、どんな素材でもしわを作らず凹凸が出来き、
ボディーラインに合ったシルエットを作ることです。
デメリットはデザインの幅がある程度限定されてしまうことです。
そもそも、ダーツとはどこの部分を指すか。
スーツのジャケットを例にします。
製図の時点では、こうなっております。
(前身頃のみ。上にあるのも襟に隠れますがダーツです。ネックダーツ)
ダーツにも種類があり、ウエストダーツの他にも
等が存在します。
もちろん、後ろにもスカートにもズボンにもダーツを入れる場合もあります。
一つの服にダーツは一つしか入れてはいけないという縛りはありません。
複数のダーツを入れて、服のデザインをしてみてください。
(大体多いのは1つか2つくらいかな?
また、2つのダーツが合わさった物も存在します。
パネルラインとプリンセスラインです。
必ず、洋服のデザインにダーツを入れなければいけないわけでもありません。
ダーツを入れてしまうとゆとりがなくなってしまうため、
ゆとりを作りたい場合はダーツを入れない方がいいでしょう。
(例:Tシャツ・フレアスカート等)
また、ストレッチ素材もダーツは入れない場合もあります。
もちろん、入れてもいいのですがストレッチ素材は薄い素材が多いため、
あえて入れないデザインを作ったりもします。
(例:レギンス等)
以上、ダーツの説明でしたー
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